目的
苗字の起源を探りたい
2012/01/25
苗字が気になりだして
日本47都道府県の中で最北にある北海道。その中でもかなり北に位置する「名寄市」という町で私は生まれました。幼少の頃は、苗字よりも名前の珍しさからいらぬ誤解に悩まされていましたが、苗字も周りの友達のものと比べると読みづらく、変わっているんだと気づき始め、余計に意識するようになったのです。確かに、周りには親戚である親父の兄貴くらいしか、「六車」はいません。友達はだいたいよくある苗字ですから、嫌な思いをしなくてもいいな、うらやましいなと思っていました。その当時は、それくらいのものでした。
なぜ、変わった苗字なんだろうと思い続けていると、「名寄市」は東北地方からの入植者が多いことに気づきます。親父は「名寄市」出身ですから、入植した人は誰かというと祖父なんです。祖父は香川の出だとのこと。私が生まれるとほぼ同時に祖父も他界したので、祖父への肉親の情もあったのでしょう。甲子園でたまに見る地名でしたが、とても親近感がありました。
親父に先祖のことを尋ねるとあまり祖父からは家系の話を聞いていなかったようです。「六車」と「香川」というキーワードで、この珍しい苗字はどこから来たのか?探さずにはいられませんでした。もし、「むぐるま」に関する些細な情報でもお持ちでしたら、是非教えて頂ければ嬉しい限りです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
六車の由来
丹羽氏の本によれば、「むぐるま」は地名と事象が起源とのこと。「ろくしゃ」は事象が起源だそうです。地名由来でいくと六車という土地から名付けられたので、「六車郷」か「六車村」のあたりではないでしょうか。しかし、事象由来というのが、完全に謎です。「むぐるま」と「ろくしゃ」に何かがあって、読み方を違えたのかなと想像してしまいます。果たして、どうなのでしょうか。
また、こちらのサイトでは、以下のように紹介しています。現香川県である讃岐の豪族、安富家の士族、近年、香川県に多数みられる。関連姓は車氏。語源は、車持部(くるまもちべ)の居住地、湧水地で流水の渦巻く地、からきている。地名としても全国に存在する。
車持部から車持君や車持公など車持氏とのつながりが気になります。群馬と豊中市近辺しか注目していないからかもしれませんが、六車・轟といった車がつく地名があるのもその関係性とつながっているのではとワクワクしています。
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