災害級の大雪

渋滞

札幌の大雪

2022年の冬、膨大な雪が降りました。冬こそJRと言われたJR北海道が全面運休したと思えば、除雪が追いつかず、基幹路線である国道12号線を始め、大小様々な道路で交通渋滞が発生しました。車高の低い車やタイヤが空回りする大型車などがあちこちでスタック。信号待ちの車が交差点に取り残され、動くことができず、別方向の動線を阻害しているのも散見されました。路肩の雪も積み上がり、高いところでは3mを越えたのではないでしょうか。横断歩道を渡ろうとしたら、横断歩道が認識できずに、車が突っ込んできたことも度々です。そんなヤバい大雪時の写真を記録します。

立ち往生

路上放置せざるを得ない車

市道はより酷く、除雪が入らないので、車幅が一台分しかないのはザラ。あるところでは除雪を諦め、通行止めにしたケースもありました。災害時以外で、家の前の道路が使えないなんてことは珍しいと思います。また、スタックもそこかしこで発生していました。JAFやレッカー業者もてんてこ舞いで、救援が来るまで路上に車両を放置せざるを得ないケースもあったようです。毎年、自動車のスタックは発生しますが、今年のような頻度で発生するのは異常でしょう。

豊平川の大雪

河川敷の雪堆積所の高さが道路と同じ高さに

市内には雪堆積所が30か所あるそうですが、多くの場所で排雪された雪が高く積み上がっていました。豊平川にある雪堆積所も例外ではありません。重機によりならされた雪の高さは河川敷の横を走る道路と同じ高さになっていました。このような高さの堆積は記憶にないです。

豊平川の大雪

余裕で氾濫危険水位レベル4を突破

河水だったら大騒ぎになるレベルです。雪の場合は、堆積量を図る目安くらいなもので、大事ではありません。それでもあの杭を突破するのは珍しすぎるのではないでしょうか。

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